浜松ホトニクスがデンマークのNKT Photonicsを約295億円で買収し、子会社化することを決定した。NKTはフォトニック結晶ファイバー製造技術を持ち、顕微鏡や半導体デバイス、量子コンピューター、眼科手術などに使用されるレーザーを製造している。浜松ホトニクスは、NKTのファイバーレーザー技術と相補関係にあり、今後のレーザー応用事業の拡大につながると判断した。M&Aアドバイザーとしては、浜松ホトニクスのレーザー事業の強化につながる買収であると評価できる。